History創業ストーリー
創業ストーリー
仙台でオーダースーツ専門のアトリエを立ち上げた青山拓真に、創業の経緯とスーツへの想いを聞きました。
なぜスーツの道へ?
学生の頃、初めて仕立てたスーツに袖を通したときの背筋が伸びる感覚が忘れられず、この仕事に就きたいと思ったのがきっかけです。
独立を決めた理由は?
お客様のために何ができるか

迷いはありませんでしたか?
もちろん不安はありました。ただ、販売の現場で「もっと自分に合う一着があれば」という声を何度も聞いてきたので、その声に応えたいという気持ちが勝りました。
創業当初のアトリエはどんな様子でしたか?
一番町の小さな一室から始めました。最初のお客様は知人の紹介で、採寸に二時間かけたことを覚えています。丁寧に向き合えば、必ず次のお客様につながると実感した時期です。
今では、そのお客様が毎シーズンご来店くださいます。
こだわっているのはどんな点ですか?

採寸と対話です。
数値だけでなく、お仕事の中身を聞きます。
動きやすさも大切です。
営業職の方なら、座る・立つ・歩くといった動作が多いので、肩や背中に余裕を持たせるなど、仕事に合わせた仕立てを心がけています。
コラムを書き始めたきっかけは?
お客様から同じ質問を何度もいただくので、まとめておけば役に立つのではと思い、書き始めました。いまでは相談に来られる方の多くが、事前にコラムを読んで来てくださいます。選び方の基本を知っていただくことが、結果的に満足のいく一着につながっていると感じます。
スタイリストの育成で大切にしていることは?
お客様に正直であることです。必要のないものはお勧めしない。その姿勢を、全員が共有できるよう日頃から話し合っています。
20代のお客様へのアドバイスはありますか?
最初の一着は、無理のない価格帯で、ネイビーかグレーの無地をお勧めしています。どんなシャツやネクタイにも合わせやすく、着回しが利きます。慣れてきたら二着目で少しずつ冒険してみてください。
40〜50代のお客様には?
体型の変化に合わせて仕立て直すことが多いので、こまめな採寸をお勧めしています。年齢を重ねても、肩と襟まわりが合っていれば、姿勢が良く見えて若々しい印象になります。

着こなしの基本は清潔感です。
高価な生地でなくても、サイズが合ってきちんと手入れされたスーツは、それだけで信頼感を与えます。毎日のブラッシングと休ませる日を作ることが、長持ちさせる一番の近道です。

これからの目標を教えてください。
仙台のビジネスの場を、もっと元気に。
着る人を笑顔にしたい。
スーツは働く人の毎日を支える道具です。ご来店くださる一人ひとりが、自信を持って仕事に向かえるよう、これからも丁寧に採寸し、正直にご提案していきます。どうぞお気軽にご相談ください。

聞き手聞き手:広報担当